和漢コラム男性更年期の対策COLUMN

朝立ちしないのは、男性更年期のはじめのサイン

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ふと気づいたら、朝立ちする回数が減っている。性欲や勃起力も弱くなっている気がする。勃起不全(ED)になったのだろうか・・・。気になり始めると、ついネガティブな方向へ向かいがちです。
他人には相談しづらい問題だけに、悶々としている方も多いのではないでしょうか。

朝立ちしなくなる原因はいくつか考えられますが、まず最初に疑ってほしいのが男性更年期の症状です。
「いやいや、更年期ってまだ40代だし」と否定される方もいますが、たとえ30代であってもストレスの影響から男性更年期の症状があらわれる人は少なくないのです。朝立ちと男性更年期の関係、その改善方法についてご紹介します。

勃起には2種類ある

朝立ち(早朝勃起)と性的な興奮による勃起

朝立ちがない、もしくはその回数が減ってきた。そんな場合に勃起不全(ED)が疑われますが、勃起不全にも2種類のパターンがあります。1つは、性欲はあるが勃起しにくいケース。もう一つは性欲もなく勃起もしにくいケース。もし、あなたが2つ目の、性欲がなく勃起もしにくい。そして、朝立ちしない日が増えてきたのなら、まずは男性更年期の影響を疑ってみる必要があります。

朝立ち(早朝勃起)というのは、健康な男性であれば当たり前におこる現象であり、男の生理現象。それは性的に興奮したときにおこる自覚的勃起とは異なるものです。

朝立ちのメカニズムは、睡眠と関係している

まずは、朝立ちのメカニズムをご説明しましょう。
朝立ちには睡眠のリズムが大きく関係しているのですが、私たちが眠っているとき、レム睡眠とノンレム睡眠と呼ばれる2つの状態が交互に繰り返されていることはご存知ですね。そのうち、レム睡眠のときにおこるのが無自覚の勃起(夜間睡眠時勃起)です。

レム睡眠は、身体は眠っているけれど脳は起きて活動している状態。脳も休息している状態のノンレム睡眠とは異なり、レム睡眠のときは副交感神経が活発に動いていて、身体の基本的な機能を調整している状態です。その間に身体のなかでは、脳内の記憶を整理したり、腸などの内臓が働いていて、ペニスも内臓の一部として反応するのが夜間睡眠時勃起です。

私たちは健康的な睡眠がとれている場合は、レム睡眠のタイミングで目が覚めます。レム睡眠=勃起している状態であるため、朝立ち(早朝勃起)していることに気づくという訳です。

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