和漢コラム便秘の解消にCOLUMN

子供の便秘対策に、親がしてあげられる10のこと

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3. おなかをマッサージしてあげる

便秘で便が出ていないと、おなかにガスがたまって張り、痛みが出ることも。そんなときは、優しくマッサージをして、ガスを追い出してあげましょう。
やり方はまず手を温め、子どものおへそを中心にして、のの字を書くように優しくなでるようにします。ポイントは強く押さないこと、痛がる様子があればすぐやめること。

大好きな人に体を撫でてもらうことは、心を安定させ、ストレスを軽減する効果があります。リラックスすると腸の動きも良くなるので、ぜひ取り入れてみましょう。

4. 朝一杯の水を一緒に飲む

便秘対策の基本のき、として誰もが知っている「朝一杯の水」。便秘でなくても、朝水分補給をすることは悪いことではありませんから、ぜひ、親子でやってみることをおすすめします。

コツは朝起きたらすぐに飲むこと。腸を目覚めさせるのが目的なので、少しずつ飲むのではなく、コップ1杯を一気に飲みます。

もちろん、飲んですぐ便が出るものではなく、1日や2日で効果が出るものでもありません。でもだからといって止めないで。腸は「習慣性」を好む臓器です。毎日続けることで、排便リズムを作ることができるので、ぜひ親子で楽しみながら続けてみてください。

5. 朝ごはんの後にトイレタイムをつくる

子どもは学校でウンチがしたくなったら、恥ずかしいからと我慢しがち。これではいつまでたっても便秘が治りません。学校に行く前にウンチを出しておけば、この問題は解決します。

朝ご飯の後は排便のゴールデンタイム。ウンチが出そうになくても、5分トイレに入ることを習慣づけましょう。前述のように、腸は「習慣性」が大好き。毎日続けるうちに、少しずつ便が出るようになります。

6. トイレのなかで体操する

トイレタイムの5分間は、腸に刺激を与えてウンチを呼び込みましょう。トイレに座ったままできる、体ねじり体操が効果的。

両腕をファイティングポーズのように曲げて、上体をゆっくり右に向け、ひと呼吸おいたら、次はゆっくり左に向けてひと呼吸おきます。これを繰り返すうちに、5分はあっという間にすぎてしまいます。

トイレでの姿勢も大切です。排便しやすい姿勢はロダンの「考える人」のような前傾姿勢と言われています。両足が床に着くと姿勢が安定して排便しやすくなるため、子どもの足がぶらぶら宙に浮くようなら、踏み台を置くと良いでしょう。

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