和漢コラム便秘の解消にCOLUMN

子供の便秘対策に、親がしてあげられる10のこと

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7. ウンチが出たら思いきり褒め、出なくても気にしない

もしウンチが出たら、思いきり褒めてあげましょう。たとえそれがコロコロの小さなウンチ数粒であっても、親が大喜びすると、子どもはトイレタイムが大好きになります。

そして、出なくてもまったく気にしないこと。大げさに残念がったり、5分以上トイレで粘らせたりするのはよくありません。
今日トイレに座ったことを、明日の腸はちゃんと覚えています。出る、出ないにこだわるよりも、トイレタイムを習慣づけることを大切にしましょう。

8. 外でたくさん遊ばせる

外で思い切り体を動かして遊ぶことも大切。運動をすることによって腸に刺激を与えることができ、便秘の大敵であるストレスも解消できます。
また日光を浴びて体を動かすことで、夜の眠りが深くなり、腸の働きが良くなります。

寝る前にスマホやタブレットを長時間見せていると、画面から発するブルーライトの影響で眠りが浅くなります。すると、寝ている間に起こるはずの腸の運動が起こらず、便秘の原因に。
インドアばかりで過ごすのではなく、親が積極的に外で遊ぶ機会を作ってあげましょう。

9. 毎日の食事を和食中心にする

排便リズムができてきたら、あとは食事に気をつけることで、また便秘になってしまうことを予防することができます。基本はしっかりと水分を摂ること、食物繊維を摂ることです。

育児と仕事を両立しているママには、献立作りのハードルが高く感じるかもしれませんが、なにも神経質になる必要はありません。
洋風メニューよりも和食の献立のほうが食物繊維が摂りやすいので、毎日の食事を和食中心にすると、自然に食物繊維がたくさん摂れます。野菜たっぷりのお味噌汁などを添えれば、手軽に栄養バランスをとることができるでしょう。

10. 困ったときは医師の診察を受ける

便が固すぎて毎回出血してしまう、便秘が長引いてなかなか改善しないなどの場合は、便秘に詳しい小児科など、 専門医を受診することをおすすめします。

すでに便秘から腸の動きが鈍る悪循環に入ってしまっている場合は、医療の力を借りて、まずそこから抜け出さなくては始まらないからです。

また、便秘であっても発熱や嘔吐などの症状がある場合は、別の病気が隠れていることも考えられます。そんなときはすぐに医療機関を受診しましょう。

便秘の悪循環から抜け出す3ステップ

幼児期のうちは特に痛いとウンチを出すことが恐怖になり、ウンチを我慢しがちです。子どもの便秘対策は、痛みが出ないようにうまく導いてあげることが大切。
ただ、やみくもに野菜を食べさせても解決には結びつきません。順序としては、以下の3ステップになります。

「詰まったウンチを出す」→「腸を元気にする」→「もう便秘にならないように予防する」

上記で述べた10項目は、この3ステップに従って並んでいます。子どもの症状にあわせて取り入れてみてください。
我が子がトイレで苦しんでいるのを見るのは、本当に辛いもの。ウンチの悩みが解消して、子どもたちに元気な笑顔が戻ってくることを願っています。

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