和漢コラム便秘の解消にCOLUMN
仕事が忙しいと不規則便秘に? 改善のための4つの方法
月末で残業が多くなると、便秘になってどうも体調がすぐれない。出張に出かけるとなぜか便秘になる・・・。こんなふうに、忙しい毎日のなかで便秘に悩んでいる人は多いようです。
そんな状態は、不規則な生活からくる不規則便秘かも。便秘を引き起こす理由と改善方法について考えてみましょう。
不規則便秘は、残業続きの生活習慣が原因かも
生活リズム(自律神経)の乱れが腸に悪影響をあたえる
不規則な生活は腸にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
私たちの体のなかには、一定の生活リズムを刻む体内時計があり、その働きを支えているのが自律神経です。自律神経には、朝目覚めたときに働きはじめる交感神経と、夜になるとからだをリラックス状態に導く副交感神経があり、2つの神経の働きが交互にバランス良く働いています。
ところが、仕事が忙しくて食事の時間が不規則になる、残業が増えて寝不足になる、徹夜で昼夜が逆転してしまうなど、生活リズムが乱れてくると、副交感神経が働くべき時間なのに交感神経がまだ仕事をしている、といった自律神経が乱れた状態に。そして、自立神経の乱れの影響を大きく受けるのが、腸の働きなのです。
不規則な食生活が、腸にとってはストレスになる
便秘を引き起こす不規則な生活習慣のなかでも、とくに影響が大きいのが食生活のリズムです。たとえば、夕食の時間がぐっと遅くなったり、深夜に夜食を食べる。それによって朝食が食べられなくなる・・・。
不規則に食べ物が入ってくると、腸にとっては便となる材料があるべき時になくて、休むべき時に働かされるという状態に。大きな負担がかかってしまった腸は、正常に働けなくなり、便秘になりやすくなるのです。
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