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生理のたびに腰痛が悪化!?生理と腰痛がリンクするワケ

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毎回腰にくる生理痛の理由とは?

「腰痛もちではないんだけれど、私の生理痛は毎回腰にくる」という人もいます。その理由と対策をご説明していきましょう。

生理痛が起こるメカニズムには、前述の物質「プロスタグランジン」が関係しています。
子宮の位置や出入り口などの関係で、経血がスムーズに流れ出ないと、子宮をもっと収縮させようとしてプロスタグランジンの分泌が増えます。すると子宮の収縮が激しくなり過ぎ、痛みが起こるのです。

子宮頸部や膣などからくる痛覚神経は、背骨につながる骨盤の一部・仙骨の中を通っています。そのため仙骨付近に痛みを感じるのが、腰にきた生理痛の正体。

この場合は経血がスムーズに流れ出ないことが根本的な原因ですから、痛みを和らげるための対策としては、カイロや腹巻きなどでお腹周りを温め、骨盤内の血流を良くすることが第一です。

また、痛いからといって縮こまっていると、よけいに血行が悪くなり痛みが悪化してしまいます。
好きな音楽を聴いたりアロマを焚いたりしてリラックスすると、血流が良くなり生理痛を和らげることに役立ちます。ストレッチやヨガのポーズなどで軽く体を動かして、経血の排出を助けるのもおすすめです。

血流を良くする方法いろいろ

生理で悪化する腰痛、腰に表れる生理痛・・・そのどちらにも、全身の血流を良くすることが効果的です。

体中に滞りなく血液を巡らせるには、冷えは大敵。特に生理中は薄着は避け、カイロや腹巻き、ブランケットなどを活用してお腹や腰回りを温めましょう。

冷たい食べ物や飲み物も、体を冷やすため控えた方が無難。意識して暖かいメニューを選ぶほか、ショウガやシナモンといった体を温める効果のある薬味も活用しましょう。

ふだんの入浴に、炭酸の入浴剤を取り入れてみるのもおすすめの方法です。炭酸の刺激と浸透により、毛細血管の血管壁が広がって、全身の血流がとても良くなります。

腰痛を温めるとラクになる。すぐできる方法とポイント3

生理が深く関係している女性の腰痛

生理中や妊娠中など、女性の骨盤はホルモンの影響でゆるみやすく、骨盤が広がったり歪むリスクが高くなります。また、生理にともなう冷えや、強い生理痛が腰痛の症状を悪化させることもあります。

女性の腰痛予防・改善のためには、男性以上に普段から姿勢に気をつけて骨盤を歪ませないことや、骨盤周りの筋力を衰えさせないこと、体を冷やさないことなどを意識していくと良いでしょう。

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