「おでこニキビ」ばかりできる人へ、意外な原因と対策

「おでこニキビ」ばかりできる人へ

一般的にニキビができるメカニズムとは、毛穴に皮脂や汚れが詰まって、そこにアクネ菌などが繁殖し、炎症をおこすというもの。
でも、おでこにニキビが集中していて、フェイスラインや鼻などにはほとんどできない場合は別の理由がありそうです。何らかの刺激によって肌のターンオーバーが乱れ、角質が詰まりやすくなっているのかもしれません。その原因と対策をご紹介しましょう。

おでこニキビ対策１：すすぎ残しのない洗顔

ニキビ対策の基本といえば、洗顔ケア。でも、しっかり洗うほどニキビに良いというのは間違いです。ゴシゴシ洗いや１日３回以上洗顔しているなら、それはやりすぎです。

洗顔しすぎると肌に必要な保湿成分まで洗い流してしまうことで肌が乾燥。すると肌のバリア機能が低下し、ちょっとした刺激でも肌荒れやニキビなどのトラブルを起こしやすくなってしまいます。また、肌が乾燥すると、逆に皮脂分泌量がふえて脂性肌に傾いてしまうのです。

ニキビ肌の正しい洗顔法

1. 刺激の少ない洗顔料を、手のひらでしっかりと泡立てる
2. 泡を顔にのせて、指が肌に触れないほどやさしく、泡をクルクル動かす。泡をのせている時間は30秒以内でOK
3. すすぎ残しがないよう、しっかり洗い流す

あなたが10代〜20代前半なら、皮脂分泌が活発なため、Tゾーンのみこれを２回繰り返してもよいでしょう。

とくに気をつけたい「すすぎ残し」

お肌に洗顔料が残ってしまうと、それが刺激となってニキビや吹き出物を引き起こす原因に。日々の習慣だけに気づかないうちにやっていた、という人が以外に多いのです。

洗顔のとき、眉間にシワをよせていない？

顔を洗い流すとき、どんな表情でやっていますか？目に入らないようしっかりと目をつぶっていると思いますが、このとき眉間にしわを寄せていると、しわの谷になった部分に洗顔料が残り、ニキビの原因になります。
洗い流すときは軽く目を閉じる程度にして、表情ジワをつくらないこと。これは眉間ニキビを防ぐ鉄則です。

髪の生え際までしっかり洗おう

生え際にニキビができるという人は、その部分にすすぎ残しがあるのかもしれません。生え際も含めてていねいに、泡を洗い落とすようにしましょう。

シャワーで直接洗わない

熱くて勢いのあるシャワーの水流が、おでこに当たっていませんか？
肌表面の角層はとてもデリケート。刺激が強すぎるとはがれ落ち、ターンオーバーの乱れを招いてしまいます。すでにできてしまっているニキビに対しても刺激が強すぎ、ニキビの悪化やニキビ跡の原因になることも。すすぐときは手にぬるめのお湯をすくい、やさしく顔にかけて洗い流すようにしましょう。