和漢コラム膀胱炎の改善にCOLUMN
膀胱炎は「初期のうちに早く治す」が正解!
膀胱炎について知ろう
初期症状がみられる膀胱炎の治し方については、上記でご紹介しました。ここからは、参考情報として膀胱炎に関する予備知識をご紹介します。
膀胱炎の中期症状、重症の症状とは?
初期症状と比較するために、さらに進んだ場合の症状もご紹介します。
膀胱炎の中期症状とは
- 排尿の終わりにツーンとした痛みがある、しみる
膀胱は尿をだすときに収縮しますが、炎症が進んでくると排尿が刺激となって痛みを感じます。とくに、尿を出し終える前後は、膀胱がいちばん縮むために下腹部や尿道口に痛みを感じます。
さらに症状が進むと、はげしい痛みを感じることがあります。 - 尿が白くにごる
細菌や炎症の影響で尿がにごることがあります。臭いが気になることもあります。 - 熱が出る
熱が出るということは、体が細菌と戦っている免疫反応のこと。膀胱炎の初期では熱は出ないので、発熱したら膀胱炎が進んでいると考えてください。
重症な膀胱炎の症状とは
- 38℃以上の発熱がある
- 背中や腰に痛みがある
- 吐き気がある
- 我慢できないほど痛みが強い
- 血尿が出た
このような症状がある場合は、炎症が腎臓にまで広がることで起きる「腎盂腎炎(じんうじんえん)」の疑いがあります。すぐに泌尿器科など専門クリニックで医師の診察を受けるようにしてください。
膀胱炎には種類がある
一般的に健康な人がかかりやすいのは、単純性膀胱炎(急性膀胱炎)ですが、その他にも種類があります。
1.単純性膀胱炎
大腸菌などの細菌が膀胱に入り、増殖することで発症します。急性膀胱炎もこれに当てはまります。
原因として多いのは、
- トイレを我慢することが多い
膀胱に尿がたまっている状態がつづくと、侵入した細菌が繁殖しやすい状態になります。 - 不衛生な状態になっていた
排便後に大腸菌が近づくような拭き方をしていたり、セックスのときに雑菌が侵入することも原因の一つです。 - 体の冷え
体が冷えると血流が悪くなり、必要な酸素や栄養素が行き渡りにくくなり、細菌に対する抵抗力が弱まります。 - ストレス
ストレスがたまると自己免疫力も低下しやすくなります。また、自律神経の働きが乱れると、膀胱が過敏になるなど悪影響をあたえることがあります。
2.複雑性膀胱炎
尿路に基礎疾患があることで発症する膀胱炎です。たとえば、尿停滞や尿路結石、尿道狭窄、膀胱腫瘍などの基礎疾患がある場合、注意が必要です。
3.間質性膀胱炎
何らかの原因で膀胱の粘膜に炎症が起こり、筋肉が萎縮するのが間質性膀胱炎。はっきりとした原因は明らかになっていない病気です。
症状としては、
・下腹部の痛み。とくに、尿がたまるとはげしい痛みを感じる
・トイレの回数がとても多くなる(膀胱が膨らみにくくなるため、尿をためる量が1/2~1/4程度になる)
・尿がたまっていなくても、尿意切迫感がある
膀胱炎の市販薬「腎仙散」
初期症状の段階なら、膀胱炎は市販薬で治すことができます。そのまま放置して悪化させないために、原因菌を残してしまって再発しないために、早めの対処をおすすめします。
- 15種の生薬配合。
- 尿路消毒薬として使われてきた抗菌作用の高い「ウワウルシ(成分アルブチン)」を配合。
- 痛みをおさえ(鎮痛・抗炎症作用)、原因菌を弱らせ(抗菌作用)、菌を押し流す(利尿作用)ことで膀胱炎を治します。
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