和漢コラム便秘の解消にCOLUMN
便秘が不妊につながる?!妊活に腸内環境改善のススメ
赤ちゃんが欲しくて、努力もしているけれどもなかなか思い通りにいかない・・・
検査をしても原因が分からない原因不明の不妊には、「便秘」が関係しているかもしれません。「え?便秘と妊活、関係あるの?」と思ったあなた。あまり知られていませんが、実は腸内環境は、妊娠しやすさと関係があると言われています。
このコラムでは便秘などの腸内環境の悪化が妊娠に及ぼす悪影響を7つにまとめてご紹介。もしもあなたが便秘と長年のお友達なら、高度不妊治療に踏み切るまえに、まだできることがあるかもしれません。
妊娠しやすい体って?妊活するなら知っておきたい妊娠のメカニズム
女性の体は卵巣のなかで少しずつ卵子を成熟させ、およそ月に1回、成熟した卵子を放出する「排卵」を繰り返しています。卵子が卵管に吸い上げられたところへタイミングよく、卵管を通ってやってきた精子と出会うと、めでたく受精となります。
その後受精卵は分裂を繰り返しながら子宮に向かって卵管をゆっくりと進みます。子宮に行き着いて子宮内膜に着床すると、妊娠が成立します。
このプロセスを見れば、妊娠成立には主に4つの大きな関門が待ち構えていることが分かります。
- 難関1:卵子を十分に成熟させられているか
- 難関2:卵管が卵子をキャッチできているか
- 難関3:卵管に詰まりがないか
- 難関4:子宮内膜は受精卵を受け止める準備ができているか
卵管の内径は狭いところでたったの1mm弱、卵巣は親指の頭くらいの大きさ。妊娠は、ホルモンバランスやタイミング、子宮内膜の状態など、すべての条件が整わないと成立しません。便秘は、このデリケートなプロセスを阻害し、不妊の原因になってしまう可能性があるのです。
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