和漢コラム便秘の解消にCOLUMN
便秘に悩む男性におすすめ、食生活を見直して便秘を改善
便秘がちな男性に、おすすめの外食メニュー
外食やコンビニ食が多い人は、どうしても食事が偏って便秘になりがち。それでも選び方次第で、便秘になりにくいメニューにすることは可能です。
外食では、できるだけ和食や中華を選びましょう。和定食ならみそ汁や漬物がついてくることが多いですし、中華料理は食物繊維を含む野菜が多く使われ、ザーサイなどの漬物もあります。また麻婆豆腐などの料理に使われる辛み調味料・豆鼓(トウチ)も発酵食品の1つ。ただし、中華料理は油をたっぷり使ったメニューが多めですから、体のためにも油の摂り過ぎには気をつけましょう。
コンビニで食べ物を買うなら雑穀米のご飯かおにぎりに、カップみそ汁、漬物または野菜サラダなどを組み合わせて。雑穀米は大麦、ヒエ、アワ、キビなど様々な穀物が混ざっており、不溶性・水溶性の2つの食物繊維が摂れます。
食事を手早く済ませたいときや、軽めに食べたいときなどは、食物繊維が豊富な和そばを。そば粉の割合が高く小麦粉のつなぎが少ないものは、食物繊維がより多く含まれています。
便秘の改善にむけ、出勤前に自宅で朝食を
仕事が優先で外食を控えるのは難しかったり、自分で作るのはやっぱり面倒だったり。だから食生活の改善に自信がない・・・。そんな男性におすすめしたいのは、昼食や夕食は外食でも、朝食だけは家で摂ること。なぜなら、朝食はスムーズな排便をうながすきっかけになるから。
朝は寝ている間に腸で起こるぜん動運動の影響で、便が肛門の近くまで運ばれている時間帯。このタイミングで食事をすると、腸が刺激を受けて便意が起こりやすいのです。
「一人暮らしだから、誰も作ってくれないよ」と諦めないでください。手作りでなくても、コンビニで売っているおにぎりやヨーグルトなど、手軽な食べ物を摂るのも1つの方法です。
目覚めに常温の水を飲むだけでも腸に刺激が伝わるので、あわただしい朝、座って朝食を食べる時間がないという人はまずコップ1杯の水から始めてみては。
仕事が立て込み、時間・気持ちの両面で食事に気を配る余裕がないときも、もちろんあるでしょう。そんなときは腸内環境を整えるサプリメントで乳酸菌やビフィズス菌、それらのエサになるオリゴ糖などを試してみるのはいかがでしょうか。
お腹が快調でなければ、仕事もプライベートも楽しめません。忙しいときもお腹に少しの気配りを、どうぞお忘れなく。