和漢コラム腰痛の悩みにCOLUMN
腰痛改善ウォーキングの方法と、日々の習慣にするヒント
続けるヒントは「帰宅前に」「ついでに」「身軽に」
1回あたりの運動量や負荷が小さいウォーキングは、続けることによって腰痛改善に役立つのですが、暑い季節や雨の日、少し疲れている時など、ついつい後回しにしてしまうこともあるでしょう。
そこで、ウォーキングを日々の習慣にするためのヒントをご紹介します。
1. 「帰宅前に」歩こう
通勤・通学・お子さんの送り迎えや買い物…。どんな場合でも、帰宅後に一息ついてしまうと、また出かけるのにはたいへんな努力が必要です。そしてそれがストレスになってしまうことも。
そこで、ウォーキングを三日坊主にしないためのご提案の1つは、遠回りや寄り道をして「家に帰るまでに歩いてしまうこと」です。
- 自宅の向こうにある店に、美味しいものを買いに行く
- 帰宅ルートを毎日変えてみる
- 駅で、いつもとは別の改札口や出入り口を使ってみる
- 近所の神社や公園に寄ってみる
2. 買い物や用事の「ついでに」歩こう
何かを習慣にしようとするときは、「生活上の必要性」や「締め切り日」があると続けやすいようです。
そこで、ウォーキングを生活行動に関連付けて、外出の「ついでに」歩く方法をご提案します。
- ごみの収集日にゴミ出ししたあと、集積所よりも遠くへ5分だけ歩いてみる
- ネットショッピングやネットバンク等の利用を控え、実店舗に行ってみる
- いつもより遠いコンビニやスーパーに行ってみる
- 大きなショッピングモールや長い商店街を歩いてみる
- ふだん車や自転車で行く場所が徒歩で10~15分程度なら、歩いてみる
- 返却が必要なものを借りてみる(図書館の本やレンタルビデオなど)
3. なるべく身軽に、負担なく
ふだんから、すぐに動けるようにしておくことと、あまり自分に厳しくしすぎないことで、「帰宅前に」「ついでに」ウォーキングが気軽にできるようになります。
- スニーカーなどの歩きやすい靴を履く
- 人とぶつからない程度に空いた道を選ぶ
- 平坦な、歩きやすい道や通路を選ぶ
- 左右均等に荷物を持つ
- 荷物の多い日、重い日は行わない
- 疲れたら無理をせず、帰りは交通機関を利用してもよしとする
あなたの生活に取り入れられそうなことがあれば、1つでも2つでも試してみてくださいね。
ウォーキングには腰痛改善プラスアルファの魅力も
ウォーキングを続けることによって血流がよくなると、筋肉にたまった老廃物も流れやすくなります。すると疲労回復も早まり、体を動かす意欲につながるように。日中の活動量が増えたり、ポジティブな気分になれることで自律神経が整い、質の良い睡眠ができるようになれば、腰痛改善にもつながるかもしれません。
また、外を歩く機会が増えれば、気づいていなかった風景、おしゃれなお店や店員さんとの会話など、新しい発見や出会いのチャンスにもなるかも。「腰痛改善+アルファ」を楽しみに、あなたも始めてみませんか?