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4月は春ニキビに要注意!新生活スタートに備える肌ケア

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春、せっかくの新生活スタートなのに、ニキビや吹き出物が気になってゆううつな思いをしたことがある人はいませんか?実は4月は肌を取り巻く環境が大きく変化することで、ニキビや吹き出物が増える季節です。

春は温度や湿度、紫外線の強さなど、自然が急激に変化します。さらに新入学や新入社、引っ越しなどで、生活環境がガラッと変わることもひとつの要因。

急な環境の変化にさらされてお肌が弱りがちな春は、先手を打ったケアでダメージを最小限に抑えることが大切です。
このコラムでは春ニキビを防ぐスキンケアと、生活上のポイントを分かりやすくご紹介します。

春ニキビの原因(1)冬のダメージの蓄積と、急激な環境変化

冬、お顔の肌は冷たく乾燥した風にさらされています。マスクやマフラーの刺激も肌をいじめています。さらに冷えにより血流も悪くなり、老廃物の回収が滞ったり、栄養がじゅうぶん行き渡らなかったりと、冬は肌にとってとても過酷なシーズン。春の肌はそのダメージを引きずっています。

肌の生まれ変わりは20代の順調なときで約1ヵ月、30代~40代になると約45日程度かかると言われています。つまり、春の肌をつくっているのは、冬に肌の奥で生まれた細胞ということ。過酷なシーズンをなんとか乗り越え成長してきた細胞は、バリア機能や保湿機能が十分でなく、肌荒れやニキビなどのトラブルを起こしやすいと考えられるのです。

暖かくなって乾燥しなくなってきたからと、スキンケアを油断してしまうのはもちろんNGですが、冬のお手入れをそのまま継続するのもよくありません。真冬に使っていた高保湿乳液やクリームは、春になると肌質によっては油分が過剰になることがあります。そのまま使い続けると、真冬は調子がよかったのに、春にはニキビや吹き出物の原因となることも。

そして春は花粉症などのアレルギーに悩まされる人も増える季節です。バリア機能が弱まった肌に花粉やホコリが付着したり、マスクと肌が擦れるといった外的刺激により、肌にかゆみが出たり、肌荒れやニキビなどの肌トラブルにつながることがあります。

さらにあまり知られていないのが、ニキビの大敵である紫外線が、春に急激に強まること。
秋口から減少していた紫外線は、3月、4月から一気に量と強さを増し、5月と7月にピークを迎えます。さらに春は、真夏と違って肌もまだ紫外線に慣れていません。数値以上に肌にダメージを与え、肌トラブルを引き起こすと考えたほうが良いでしょう。

スキンケアで春ニキビ対策

春ニキビを防ぐスキンケアには、自分の肌状態を日頃からこまめにチェックすることが大切。ぐんぐんと温かくなる気温や湿度、紫外線などにさらされ、肌も日々変化しています。

「今日は少し乾燥しているかな」「ちょっとTゾーンが脂っぽいな」・・・毎日鏡を見て肌状態をチェックし、それに合わせてケアを微調整することが必要です。

春の間、肌コンディションを落とさずキープできれば、次にやってくる夏も、バリア機能の高い状態で過ごすことができます。夏秋冬も、一年を通じてトラブル知らずの肌を作るには、春のスキンケアで失敗しないことが肝心。

乾燥が気になるときは、洗顔料をしっとり洗い上がるタイプに変えてみたり、いつものお手入れにクリームや保湿パックなどを足してみましょう。
逆に脂っぽさが気になるときには、いつもの洗顔に毛穴ケアができるスペシャル洗顔を足してみたり、乳液をやめて油分が少なめの保湿ジェルなどに切り替えるのもおすすめ。

肌の潤いは水分、保湿成分、油分の3つがバランスよく満たされていることで得られます。3つのバランスが良い肌は、モッチリ弾力があり、透明感があります。この状態を目指して、自分の肌に足りないもの、過剰なものを見きわめ、洗顔料・化粧水・乳液・クリームといったコスメで調整していきましょう。

毎日鏡をしっかり見ていると、ニキビに発展しそうな毛穴詰まりにも気付きやすくなります。気がついたら早めに殺菌力のあるニキビ薬をちょんちょんと塗ってケアを。これで被害を最小限に抑えることができます。

また、春のスキンケアには紫外線対策も欠かせません。真夏はしっかり紫外線対策をするという人も、春は油断していることも多いもの。3月に入ったら、朝のスキンケアにUVカット乳液を取り入れるのがおすすめです。ポイントは肌に負担の少ないノンコメドジェニック処方や、低刺激のものを選ぶこと。SPFも高すぎると肌に負担がかかり、逆にニキビを悪化させる原因になることもあるため、SPF10〜15程度を目安に選ぶと良いでしょう。

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