和漢コラムニキビの治し方COLUMN
顎(あご)ニキビの原因は胃腸に?改善に向けた対策5つ
胃腸を整えて顎ニキビを改善。一挙両得な5つの対策
胃腸の負担を軽減しよう
食べ過ぎや飲み過ぎで胃腸に負担をかけすぎているなら、少し自制して胃腸を休ませてあげましょう。また、早食いや夜更かしでも胃腸には負担がかかります。一日三食、規則正しくバランスの良い食事をする、眠る二時間前までに食事を済ませ、質の良い睡眠で胃腸をよく休ませる、こうした生活習慣の改善が胃腸を整え、顎ニキビの対策につながります。
胃腸に良い栄養食材
食べ物は胃腸の健康に直結し、お肌の健康にも大きく影響します。脂質の多い肉類や揚げ物、甘いものは適度に抑え、野菜や海藻類、豆類が不足しないよう、栄養バランスの良い食事を積極的に摂ることです。とりわけ、顎ニキビに良いとされるのは、ビタミン類や食物繊維を多く含む下記のような食材です。
- ビタミンB2…レバー、キャビア、鶏はつ(心臓)、いかなご、うなぎ、牛乳等
- ビタミンB6…にんにく、まぐろ、かつお、酒粕、鶏ひき肉、イワシ丸干し、レバー等
- ビタミンC…柿や柑橘類、いちご、バナナ、ブロッコリー、ほうれん草等
- 食物繊維…野菜、きのこ、海藻、納豆、こんにゃく
冷たい飲食を控えよう
冷たい飲み物は喉越しには気持ちいいのですが、胃には負担がかかります。少なくとも食事の前後には冷たい飲み物を控え、逆に温かいものを摂るようにすると、胃腸の動きは活発になり消化機能が改善されます。温かい飲食は血行を促進しますから、お肌にも良く、胃腸対策とともに顎ニキビの改善が期待できます。
胃腸も顎ニキビもストレス解消で
胃腸は思いのほかデリケートな器官。過度な飲食だけでなく、精神的ストレスによっても胃腸は疲弊してしまいます。ストレスかなと感じたら、ストレスをもたらす環境から身を遠ざけて充分な休息を。また、軽い運動によるストレス解消は、新陳代謝が高まり胃腸も活性化、美容面からも顎ニキビの改善につながります。
酵素やサプリで胃腸を応援
酵素やサプリメントの摂取も消化機能のサポートにつながります。消化を助ける酵素としては、たんぱく質分解酵素のプロテアーゼ、炭水化物分解酵素のアミラーゼ、脂質分解酵素のリパーゼなどが知られていますが、これらを多く含む食べ物は下記の通りです。
消化酵素を多く含む食材
- プロテアーゼ(たんぱく質分解酵素): 納豆、パイナップル、メロン、キウイ、パパイヤ、イチジク等
- アミラーゼ(炭水化物分解酵素): キャベツ、大根、人参、山芋、カブ、アボガド等フルーツ類
- リパーゼ(脂質分解酵素): 納豆、アボカド、大根、セロリ、トマト、ほうれん草、きゅうり、梨等
また、胃腸の働きをサポートするサプリメントは、東洋医学の考え方で胃腸を改善する漢方系、不足しがちな栄養を補う栄養素系など、さまざまなものがありますので自分に合うサプリメントを探してみましょう。
顎ニキビは胃腸からのヘルプ信号
繰り返しできてしまう顎ニキビを早く治したい。しかもその原因が胃腸の不調だとすれば、健康のためにも早くなんとかしなければいけませんね。顎ニキビは、あなたの健康を促すために現れたお助け信号かも。胃腸が疲れているなと気づいたら、食べるものとその食べ方に少しだけ意識を向けて、お腹をやさしくなでてあげてください。大切な胃腸をいたわってあげれば、きっとあなたの顎ニキビは改善に向かうことでしょう。
顎のニキビには、身体の中から対策を
ニキビ対策には生活習慣から改善していくことが大切ですが、生薬のチカラを借りるのも一つの方法です。
摩耶堂製薬「ネオ小町」は、体内にたまった老廃物や毒素を出して、すこやかな肌に必要な成分を補ってくれるお薬。身体の中から働きかけて、ニキビができにくい肌をめざしましょう。
効能・効果
ニキビ、吹出物、シミ、ソバカス、色素異状沈着、ジン麻疹、湿疹、皮ふ炎、痒疹、アセモ、皮ふ掻痒症、口唇炎、口唇キ裂、アレルギー体質、シモヤケ、アカギレ等の治療と予防