和漢コラムニキビの治し方COLUMN

夏のニキビにもう悩まない、原因別の対策4つ

  • Twitter
  • facebook
  • LINE

夏ニキビを撃退する効果的な対策4つ

夏にニキビが増える主な原因は、皮脂の分泌量が増えること。そこに紫外線や冷房など、夏ならではの要素が追い打ちをかけています。効果的な対策として、すぐできるものを4つご紹介しましょう。

1. 洗い過ぎは逆効果!正しい洗顔でニキビを防ぐ

過剰な皮脂が原因と聞くと、しっかり洗顔しなくてはと思いがち。でも皮脂を気にするあまり、洗いすぎてしまって逆効果になっている場合がよくあります。

必要な皮脂まで取り過ぎてしまうと、皮ふは自らを守るため、もっと大量に皮脂を分泌しはじめます。また、角質層を刺激し過ぎて、まだ成熟しきっていない角質まで剥がしてしまうと、未熟な角質が表に露出しバリア機能が正常に働かない状態に。

こうなると、紫外線など外的な刺激に弱く、ニキビもできやすい不安定肌になってしまうのです。

そうならないためには、まず1日1回、基本の洗顔をていねいに。
きめ細かい泡をしっかりとたて、泡を肌の上で転がすようにやさしくふんわりと洗顔します。そしてすすぎはお湯の温度が大切。お風呂ほど温かいお湯では、必要な皮脂まで洗い流してしまいます。必ず体温よりも低いぬるい水で、肌に負担をかけないようにやさしくすすぎます。

一日に3度も4度も洗顔しているという人は、洗顔しすぎの可能性が大。思春期を過ぎているなら、石けんを使って洗顔するのは一日2回で十分です。

2. 食事に気をつけて内側からニキビケア

糖分、脂肪分、アルコールを摂りすぎると、皮脂が過剰に分泌されてしまいます。甘いもの、脂っこいもの、お酒は適量を守ること。

皮脂分泌を適正に保ってくれる栄養素としては、ビタミンB2やビタミンB6が挙げられます。多く含まれている食材は、レバー、ピスタチオ、アボカド、バナナなど。不足するとニキビや口内炎ができやすくなるので、積極的に摂りましょう。

肌のターンオーバーを整えるビタミンAやβ-カロテンも大切。にんじんやほうれん草などの緑黄色野菜に豊富に含まれています。油に溶ける性質があるので、油炒めやドレッシングなど、少量でも油と一緒に摂ると吸収率が高まります。

3. 紫外線を上手にカットしてニキビの元を断つ

日焼けは嫌だけど、日焼け止めをつけるとニキビができてしまう・・・そんなときは、選んでいる日焼け止めが強すぎるのかもしれません。

日常に使う日焼け止めなら、SPFは20、PAは++もあれば十分です。そして、肌に負担のかかりやすい紫外線吸収剤よりも、紫外線散乱剤を使ったノンケミカルタイプを選べばより安心。レジャーなどで落ちにくいタイプの強い日焼け止めを塗ったときは、クレンジングと正しい洗顔できちんと成分を落としてから寝ることを忘れずに。

4. 体を冷やさない温めケアで夏ニキビを撃退

夏はお風呂を沸かさず、シャワーで済ませるという大人女子は多いようです。でも夏こそ冷房や冷たい飲み物、食べ物で体は冷え気味。一日の終わりにはゆっくりとお風呂に浸かり、芯まで温まることを習慣にしてみましょう。

体が温まって全身の血流が良くなると、それに乗って肌の隅々まで栄養素や酸素が体中に運ばれ、ニキビの元になる老廃物も回収されます。さらに肌が暖まることで皮脂が活発に分泌され、毛穴が開いて汚れが落としやすくなるのもポイント。

心身ともにリラックスすることでストレス発散にもなり、ストレスが原因の大人ニキビにも効果的。さらに寝る前に体を暖めることで、眠りにも入りやすくなり、美肌の大敵・寝不足にも有効です。
ポイントは夏なら38〜39℃くらいの、ぬるめのお湯にゆっくり20分ほど浸かること。副交感神経が刺激され、心身ともにリラックスできるでしょう。

原因別の対策で、夏のニキビにもう悩まない

暑さで皮脂の分泌が増えるところに、紫外線や冷えといった悪条件が揃ってしまう夏。暑さや紫外線を止めることはできませんが、正しい洗顔や食事、生活のちょっとした工夫で、肌への影響を和らげることはできます。

それでもニキビができてしまうときは、日常的なストレスなどで老廃物が溜まり、自然に排出できるキャパシティーを越えてしまっているのかも。そんなときは無理せず薬の力に頼るのも有効です。ニキビができやすい夏こそ、自分にできる生活改善を積極的に試してみましょう。

関連製品

  • 身体の中からニキビを治し、ニキビのできにくいお肌へ ネオ小町錠
  • Twitter
  • facebook
  • LINE